「尽力を尽くす・尽力を注ぐ」が間違い敬語である理由・正しい使い方

「尽力を尽くす・尽力を注ぐ」って間違い敬語?

2つのフレーズが間違いである理由と、
尽力(読み:じんりょく)の正しい意味・使い方について。

まずは要点のまとめから。

尽力(読み:じんりょく) の意味は

力を尽くすこと、全力で取り組むこと

「尽=尽くす」
「力=ちから」

との組み合わせで成り立つ。

かみくだくと
「一生懸命がんばること」の意味となります。

なぜ「尽力を尽くす・尽力を注ぐ」は間違い?

 

この2つの意味を考えると…

  • 尽力を尽くす = 力を尽くすことを尽くす
  • 尽力を注ぐ = 力を尽くすことを注ぐ

「力を尽くすことを尽くす、注ぐ」は
「尽力」と意味の重複する動詞「尽くす・注ぐ」を使っています。

このような使い方は間違い。

わかりやすくするため極端な例えをだしますが、

  • NG×「お祝いを祝う」
  • NG×「違和感を感じる」

とおなじことなのです。

そこで正しくは「尽力する」として使い、

さらに丁寧にするには敬語にして「尽力いたします・尽力して参ります」を使うのが正解。

【補足】
注ぐ(そそぐ)の意味は「一つのことに集中する」なので、「尽くす=全力を出す」とは重複しません。したがって100歩ゆずって一応は使えます。

 

では
「尽力する」はどのように使えばいいでしょうか?

尽力する の使い方は?

「一生懸命がんばります!」という意味で使われるため、決意表明をするビジネスシーンで使われる。

 

使い方にはたとえば…

  1. 仕事に尽力する
  2. 業務に尽力する
  3. 目標に向かって尽力する
  4. その他、なんでも尽力する

このような形で、あいさつ文・お見舞い(暑中など)・年賀状・お詫び をともなうビジネスシーンで決意表明として使われることの多いフレーズ。

メールなど文書の結び、締めくくりとして使われます。

また
ビジネスシーンにふさわしい敬語にした使い方の例としては、以下のようなものがあります。

  • 例文「尽力して参ります」
  • 例文「尽力いたします」
  • 例文「より一層(日々)尽力して参ります」
  • 例文「より一層(日々)尽力いたします」
  • 例文「邁進して参る所存でございます」
  • 例文「より一層(日々)尽力したいと存じます」
  • 例文「より一層(日々)尽力して参りますので」
  • 例文「より一層(日々)尽力いたしますので」

いずれも意味はおなじで「一生懸命がんばります」

どれも丁寧な敬語であり、
ビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上・年賀状など)で使うのにふさわしいフレーズ。

 

ざっくりとした解説はこれにて終了ですが、

本文中ではいろいろな例文を使いながら意味、敬語の使い方、注意点について説明していきます。

この記事の目次

  • 【例文①】尽力してまいります
    • ビジネスメール例文
  • 【例文②】尽力いたします
    • ビジネスメール例文
  • 【例文③】尽力して参る所存でございます
    • ビジネスメール例文
  • 【例文⑤】尽力したいと存じます
    • ビジネスメール例文
  • 【例文④】尽力を重ねて参ります
    • ビジネスメール例文
  • 【例文⑤】尽力して参りますので~
    • ビジネスメール例文
  • 【例文⑥】尽力いたしますので~
    • ビジネスメール例文
  • 【例文】ご尽力 として相手の行為につかう
  • 【注意点】尽力する はこう使う!
    • ご尽力する はNG!
    • 何に尽力するのか?明確にするとベター
    • 尽力を尽くす・尽力を注ぐ は間違い!
    • 邁進・精進・努める・尽力 の違い
  • 【例文】尽力する のビジネスメール全文

 

【例文①】尽力してまいります

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力してまいります」

あるいは

「より一層 尽力して参ります」
「日々 尽力して参ります」

意味は
「一生懸命がんばります」

ここで「参ります」は「行く・来る」の謙譲語。

「尽力する」のもっともオーソドックスな使い方となります。

ちなみに、

「参ります」はかしこまったビジネス文書で使われることが多く、会話シーンで「訪問する・行く」と言いたいときは謙譲語「伺う」、「~する」と言いたいときには謙譲語「~いたす」をつかうのが一般的。

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    これからもお客様が快適にお過ごし頂けるサービスを提供できるよう、社員一同尽力して参ります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力してまいります。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう尽力してまいります。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(退職・転勤のあいさつ)
    これまでの部長のご指導を胸に、日々 尽力して参ります。今後とも変わらぬご指導のほど何卒宜しくお願いいたします。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力して参ります。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. 行く・くる の謙譲語「参る」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文②】尽力いたします

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力いたします」

あるいは

「より一層 尽力いたします」
「日々 尽力いたします」

意味はおなじく「一生懸命がんばります」

 

例文①尽力して参ります と比べると…

どちらも丁寧な敬語ではありますが、よりかしこまった敬語は「参る」のほう。

あとに文書が残る公式なメール、あいさつ文などは「して参ります」としたほうが無難。

普段づかいのビジネスシーンであれば「いたします」で十分です。

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう尽力いたします。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(退職・転勤のあいさつ)
    これまでの部長のご指導を胸に、日々 尽力いたします。今後とも何卒宜しくお願いいたします。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力いたします。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. する の謙譲語「いたす」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文③】尽力して参る所存でございます

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力して参る所存でございます」

あるいは

「より一層 尽力して参る所存でございます」
「日々 尽力して参る所存でございます」
「尽力する所存でございます」

意味は
「一生懸命がんばろうと思います」

ここで「参ります」は「行く・来る」の謙譲語。

所存 の意味は「考え、思うところ」。

かしこまった敬語フレーズを使っていますので、ビジネスではより公式な場面で使われることが多いですね。

例文①尽力して参ります との違いは「所存=考え」をつかっているところ。

「そうしたいと考えています」

というかなり回りくどい表現なので、わたしは好きになれません。あくまで個人的な意見。

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    業務経験を基に、さらに研鎖を重ね、尽力して参る所存でございます。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力して参る所存でございます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう日々尽力して参る所存でございます。ご指導のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(退職・転勤のあいさつ)
    これまでの部長のご指導を胸に、日々 尽力して参る所存でございます。今後とも何卒宜しくお願いいたします。
  • 例文(あいさつ)
    お客様のご要望に応えるべく日々尽力して参る所存でございます。何卒宜しくお願いいたします。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力して参ります。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. 行く・くる の謙譲語「参る」
  2. 所存 の意味は「考え、思うところ」
  3. 丁寧語「ます」
  4. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文⑤】尽力したいと存じます

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力したいと存じます」

あるいは

「より一層 尽力したいと存じます」
「日々 尽力したいと存じます」

意味は
「一生懸命がんばりたいと思います」

ここで「存じます」は「思う」の謙譲語「存じる」+丁寧語「ます」。

例文①尽力して参ります との違いは「存じる=思う」をつかっているところ。

「そうしたいと思います」

というハッキリしない表現なので、わたしは好きになれません。あくまで個人的な意見ですが…

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    これからもお客様が快適にお過ごし頂けるサービスを提供できるよう、社員一同尽力したいと存じます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力したいと存じます。今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
  • 例文(退職・転勤のあいさつ)
    これまでの部長のご指導を胸に、日々 尽力したいと存じます。今後とも何卒宜しくお願いいたします。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう日々 尽力したいと存じます。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力したいと存じます。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. 行く・くる の謙譲語「参る」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文④】尽力を重ねて参ります

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力を重ねて参ります」

あるいは

「より一層 尽力を重ねて参ります」
「日々 尽力を重ねて参ります」

意味は
「一生懸命がんばります」

ここで「参ります」は「行く・来る」の謙譲語。

「参ります」はかしこまったビジネス文書で使われることが多く、会話シーンで「訪問する・行く」と言いたいときは謙譲語「伺う」、「~する」と言いたいときには謙譲語「~いたす」をつかうのが一般的。

また、
例文①尽力して参ります との違いは「重ねて=さらに」をつかっているところ。

「修行を重ねる」の重ねるとおなじ意味で使われています。

「より一層」と併せてつかうと「もっと、さらに尽力します!」の意味となります。

どれだけ頑張るんだよ、っていう…

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    まだまだ至らぬ身ではありますが、皆様からのご期待に応えるべく より一層の尽力を重ねて参ります。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力を重ねて参ります。今後ともよろしくお願いいたします。
  • 例文(転勤・退職あいさつ)
    これまでご指導いただいたことを胸に、より一層尽力を重ねて参ります。今後とも変わらぬご指導をお願い申しあげます。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう、日々 尽力を重ねて参ります。今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層尽力を重ねて参ります。ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. 行く・くる の謙譲語「参る」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文⑤】尽力して参りますので~

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力してまいりますので~」

あるいは

「より一層 尽力してまいりますので~」
「日々 尽力してまいりますので~」

意味は
「一生懸命がんばりますので~」

使い方はこれまでの例文とおなじため省略。

これまでの例文との違いは「~ので」として文章をあとに続けるところ。

オーソドックスな使い方ですので、文章のバランスを考えてお使いください。

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    これからもお客様が快適にお過ごし頂けるサービスを提供できるよう、社員一同尽力して参りますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力してまいりますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
  • 例文(転勤・退職のあいさつ)
    新天地でも日々尽力して参りますので、変わらぬご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう尽力してまいりますので、今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. 行く・くる の謙譲語「参る」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文⑥】尽力いたしますので~

尽力する のビジネスシーン(メール・手紙・上司・目上)にふさわしい使い方と、敬語フレーズを使った例文。

「尽力いたしますので~」

あるいは

「より一層 尽力いたしますので~」
「日々 尽力いたしますので~」

意味は
「一生懸命がんばりますので~」

ここで「いたす」は「する」の謙譲語。

これまでの例文との違いは「~ので」として文章をあとに続けるところ。

オーソドックスな使い方ですので、文章のバランスを考えてお使いください。

ビジネスメール例文

  • 例文(あいさつ)
    これからもお客様が快適にお過ごし頂けるサービスを提供できるよう、社員一同尽力いたしますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
  • 例文(あいさつ)
    より一層のサービス向上を目指し、スタッフ一同 業務に尽力いたしますので、今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
  • 例文(転勤・退職のあいさつ)
    新天地でも日々尽力いたしますので、変わらぬご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(新人の赴任あいさつ)
    一日も早く戦力となれるよう尽力いたしますので、今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
  • 例文(年賀状)
    本年もより一層仕事に尽力いたしますので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。

【敬語の補足】

  1. する の謙譲語「いたす」
  2. 丁寧語「ます」
  3. お願いいたします=お願い申し上げます は言い換えOK

【例文】ご尽力 として相手の行為につかう

尽力する は自分が力を尽くすときに使いますが、

「ご尽力いただきありがとう」などとして、相手のの行為にたいしてお礼を述べるシーンで使われるときもあります。

そこで少しだけ解説を。

「ご尽力」の意味は

力を尽くすこと、
力を出し尽くすこと

「ご尽力をいただきありがとうございました」とした場合、
力を尽くしてくれてありがとう の意味となる。

「ご尽力」の使い方は大きく3つ

 

① お礼のビジネスメール

例文「ご尽力をいただきありがとうございました」

例文「ご尽力をいただき厚くお礼申し上げます」

※ビジネスメールの冒頭・あいさつ文

 

② お詫び・謝罪のビジネスメール

例文「ご尽力を頂いたにも関わらずこのような結果となり、誠に申し訳ございません」

例文「ご尽力いただいておきながら、このような結果となりましたこと、深くお詫び申し上げます」

※ビジネスメールの冒頭・あいさつ文

 

③ 自分が尽力する

例文「尽力いたします」

例文「尽力して参ります」

※ いただき・いただく は「賜り・賜る」で言い換えできる

【参考記事】

「ご尽力」意味とビジネスに最適な使い方、メール例文

【注意点】尽力する はこう使う!

つづいて「尽力する」を使うときの注意点を解説します。

敬語を正しく使うことはもちろん、
ふさわしいビジネスシーンを考えて使いましょう。

ご尽力する はNG!

きわめて初歩的な敬語の使い方なのですが…

尽力する のは自分であるため、尊敬語「お・ご」を使うのはダメ。

尊敬語「お・ご」は相手をうやまうために使い、相手の行為にたいして使います。
以下のような使い方はNGであるためご注意を。

  • NG例文「ご尽力する」
  • NG例文「ご尽力して参ります」
  • NG例文「ご尽力いたします」

※ 「お・ご~いたす」「お・ご~する」は謙譲語としての使い方もするため、完全に間違いとは言い切れないのですが…

念のため、基本的な敬語の種類について復習しておきます。

① 尊敬語とは?

相手をうやまって使う敬語の一種。
相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。

敬語の種類はほかに②謙譲語、③丁寧語がある

 

② 謙譲語とは?

自分をへりくだって下にすることで、相手への敬意をあらわす敬語。
自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。

 

③ 丁寧語とは?

いわゆる「です・ます」口調のこと。

何に尽力するのか?明確にするとベター

尽力する の意味は「力を尽くす」「全力で取り組む」

したがって、

何に力を尽くすのか?
を明確にしてあると、よりよい文章になります。

「尽力して参ります」を単体で使うと、いったい何にむかって力を尽くすむのか、あいまいなのですよね。

そこでたとえば

「仕事に尽力して参ります」
「より一層のサービス向上を目指し尽力して参ります」

などのようにすると良いでしょう。

尽力を尽くす・尽力を注ぐ は間違い!

よくある「尽力する」の間違った使い方として、

  • NG例文「尽力を尽くす」
  • NG例文「尽力を注ぐ」

というのがあります。

これがなぜ間違いなのか?

というと・・・

  • 尽力を尽くす=力を尽くすことを尽くす
  • 尽力を注ぐ=力を尽くすことを注ぐ

みたいな意味になるから。

「力を尽くすことを尽くす、注ぐ」ってなんかオカシイですよね?

ということで
「尽力する」を敬語にして「尽力いたします・尽力して参ります」を使うのが正解。

邁進・精進・努める・尽力 の違い

尽力する の類語としてよくつかわれる他のフレーズとの違い。

「邁進・精進・努める・尽力」の違いについて少し。

邁進 の意味は「突き進むこと」

まい進して参ります だと
「一所懸命、突き進みます」という意味になります。

 

精進 の意味は「ひとつのことに精神を集中して励むこと」

精進して参ります だと
「一所懸命、取り組みます」という意味。

 

努める の意味は「努力する」

努めて参ります だと
「努力していきます」という意味。

 

尽力 の意味は「力を尽くすこと」

尽力して参ります だと、
「力を尽くします」という意味。

※ 使い方はどれも似たようなものです

意味における違いは…
ほとんど無視できるレベルであり、とにかくどれを使っても

「めっちゃ頑張ります!」

というニュアンスの言葉になります。

したがって
とくにこれらのフレーズを使い分ける必要はありません。

「かしこまり度」でランク付けするのでしたら、

まい進=精進=尽力 > 努める

のような感じ。

だからとって「努める」が悪いわけではなく、どれも丁寧な敬語として使えます。

【参考】「ご尽力」「お力添え」意味と違い、正しい使い方 – メール例文

【例文】尽力する のビジネスメール全文

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